Indeedに効果的に掲載させていくには?〜掲載されない理由と改善策を解説〜

「Indeedで求人情報を投稿したが、いつまで経っても検索画面に反映されない」こんな場合は、どんな原因が考えられるのでしょうか?

Indeedでは基本的に求人情報の入力を終えてから、おおよそ2-3日以内に検索結果に反映されます。入力から数日が過ぎても、自社の求人情報が検索結果に表示されないのであれば、その内容がIndeedの定める「掲載基準」に反している可能性が考えられることでしょう。

今回の記事ではindeedで効果的に求人情報を掲載させていくポイントを解説していきます。

Indeedに効果的に掲載させていくには?〜掲載されない理由と改善策を解説〜

1、Indeed掲載基準とは

 1−1 Indeedには有料掲載と無料掲載がある

 

2、IndeedがNGとしているルールとは?

 2−1 タイトルに記号や絵文字などが入っている

 2−2 年齢に触れている表示がある

 2−3 国籍を制限する表示がある

 2−4 転職回数に言及した表記がある

 2−5 法律に即していない給与表記がある

 2−6 求人が重複している

 

3、求人ページがIndeedへ反映されるまでの時間は掲載方法により異なる

 

4、確実にIndeedに求人掲載をしたい場合は代理店に依頼することを検討することがオススメ

 

5、まとめ

  • 1、Indeed掲載基準とは

Indeed内で求人を探すには「職種」×「勤務地」を掛け合わせて検索をします。この時に

 

・検索ワード

・求職者の行動履歴

・詳細ページの内容

 

この3つのマッチ度から求職者の意図に最も合致すると思われる求人が表示されると言われています。

 

そのため、求職者が求人原稿をクリックしたときに”本当に探していた求人だったか”、”応募に繋がったか”など、求人の詳細ページの内容が求職者の検索ニーズに合致していることが大事になってきます。

 

Indeedで求人情報が表示されない理由や、掲載基準については他にもIndeedの公式に記載されています。

 

ここに記載されているように、大前提となっているのは、『常に求職者視点であることを大切にしている』ことです。そのため求職者にとって”よくない求人内容”と判断されてしまうと「Indeedに掲載されない」という事態が起きてしまいます。

1−1 Indeedには有料掲載と無料掲載がある

Indeedの求人掲載には、有料掲載と無料掲載の2種類があります。

 

一般的な検索エンジンで例えると、リスティング広告がIndeedの有料掲載であり、自然検索が無料掲載です。有料掲載の求人広告には「スポンサー」の表記があるため、有料掲載と無料掲載を見分けることができ、掲載者がキーワードを指定するわけではないという仕組みが共通点です。

 

それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

無料掲載の特徴

無料掲載は、応募数に関わらず料金が発生しません。一般的に求人サイトに求人情報を掲載すると掲載料が発生しますが、Indeedの場合、アカウントを登録すると無料で求人広告が掲載が可能です。

Indeedは新しい求人広告や内容の詳細などをもとに自動で表示順序を入れ替えるため、ほかの求人広告や有料掲載の広告に埋もれてしまい、応募数やクリック数が大幅に減る可能性が高いのも無料掲載の特徴です。

 

Indeedで人材確保を成功させたいと考えるのであれば、有料掲載の利用が有効でしょう。

 

有料掲載の特徴

有料掲載の最大の特徴は、無料掲載の上部に求人広告が掲載されることです。上部に求人広告が表示されることで、求人を検索する人の目にとまり、応募数にも差が出るのです。

 

また、有料掲載は求人広告がクリックされると料金が発生するシステムとなっており、採用目的に応じて予算を管理することができます。有料掲載の利用は「全国やエリアを絞って人材を確保したい」「急募したい」「大量に採用したい」といった場合に有効です。

 

2、IndeedがNGとしているルールとは?

 

大前提のルールとして「職種」=「タイトル」である事以外にも明確にIndeedが禁止しているタイトルのルールや求人原稿作成におけるルールがあります。どのようなルールがあるのでしょうか?

2−1 タイトルに記号や絵文字などが入っている

様々な求人情報を見ていると、「オープニング★経験活かせる営業事務♪」など「☆」、「♪」や「!!」、「(^^)」などがタイトルに含まれている求人を見かけた事はありませんか?

 

求職者により親近感をもって欲しい、職場の雰囲気が明るい事を伝えたい、特定の項目を強調したいなど、採用側としては様々な思いがあり、あえてそのようなポップな文字や記号を入れる方法をとっているケースがありますが、Indeed側はこれを禁止しています。

 

求職者が仕事を探す時に「キーワード」と「勤務地」で検索をする中で、「☆」や「!」などの記号を入力して検索する事はなく、あくまでも「タイトル」=「職種」という大前提の考え方の元、職種以外の記号や絵文字をタイトル部分で使用する事は不可となっています。

2−2 年齢に触れている表示がある

タイトルや求人原稿内に「20代・30代歓迎」などの表記が含まれたままでは、Indeedの判断で求人が非掲載になるケースがあります。

 

個人のスキルや適性がどのようなものであるかは、年齢のみで判断できません。

 

求人情報を作成する際には、年齢に関する記述は行わず、業務遂行に必要な能力が明確に求職者に伝わるよう表現方法を工夫する事が大事です。

2−3 国籍を制限する表示がある

 

「外国人歓迎」、「日本人歓迎」などの記述は労働施策総合推進法に基づき、Indeedでは禁止されています。人種や国籍の制限を記載する事は「求職者の業務スキルが適正に評価されるべき」という考えに反するという、理由があるのでもしあるのであれば削除しましょう。

2−4 転職回数に言及した表記がある

求職者の職務経歴を確認する上で、採用側として転職回数は気になるものです。しかし、全ての求職者に対して差別なく公平な雇用機会の提供を重要視しているIndeedとしては、転職回数の記述は求職者の業務遂行能力との関係のない差別に該当すると判断されるため禁止としています。

2−5 法律に即していない給与表記がある

「使用者は、最低賃金の適用を受ける労働者に対し、その最低賃金額以上の賃金を支払わなければならない」という最低賃金法に基づき、給与項目が最低賃金以下の求人に関しては、Indeed側で都度非掲載にする対策がとられています。

 

さらに労働基準法においては「出来高払制の保障給」という規定の元、「出来高払制の労働者について、労働時間に応じ一定額の賃金を保障しなければならない」という決まりがあり、完全歩合制、またはその選択肢を含む求人は非掲載となります。

 

法律に即した給与表示となるように求人情報を作成する事が重要です。

2−6 求人が重複している

「業務内容」「雇用形態」「勤務地」「給与」は本来個々の求人によって異なるものです。

 

効果改善を目的とし、同じ求人であるにも関わらずタイトルやIDなど一部の情報を変更して求人を複製する事をIndeedは禁止しています。

 

Indeed側が求人重複と判断した場合、該当求人が非掲載となるだけでなく、掲載している全求人を非掲載とするケースがあるので、注意が必要です。

3、Indeedへ反映されるまでの時間は掲載方法により異なる

求人ページがIndeedに掲載されるまでの反映時間は、掲載方法によって異なります。Indeedに直接求人を投稿する場合であれば最短で10分、時間がかかっても基本的には1〜2時間ほどで変更内容が反映されています。

 

一方、直接投稿する方法以外に、Indeedの検索エンジンに自社サイトの求人ページを拾ってもらう方法もあります。その場合、インターネット上のファイルを読み込むクローラーがいつ来るかによって、掲載されるまでの期間が異なります。

 

1時間以内にクローリングされることもありますし、逆にいつまで経ってもクローリングされないこともあります。早めにクローリングしてもらいたい場合には、代理店を通してIndeed有料掲載をするか、またはIndeedに直接クローリング依頼をしましょう。

 

また、一度クローリングされた求人に関しては、以降は基本的に1日に4回再クローリングされるため、求人原稿を修正した場合には最長でも8時間以内には編集内容がIndeedにも反映されます。

 

「とはいっても、indeedの掲載基準についてを自社で実際やってみるのは大変そうだし、自分たちでやるのは難しい…」ということであれば、採用のプロによる採用支援サービスを利用するのもオススメです。弊社の採用支援サービスは、将来の経営目標の設定から、実際にどのように採用を進めていくかの施策決め、採用ペルソナの徹底的な明確を実施し、貴社に最適な採用戦略を実施致します。「効果的なindeedの掲載基準をしていきたい」という方達はぜひご相談くださいませ。

  • 4、確実にIndeedに求人掲載をしたい場合は代理店に依頼することを検討することがオススメ

なるべく早く確実に求人掲載したい場合、Indeedの運用に強い広告代理店に依頼するのも1つの手段です。

 

自社採用サイトをIndeedに掲載する場合は、Indeedの掲載基準を満たしているかなどのアドバイスがもらえますし、仮に満たしていなかった場合の代替案も一緒に考えてくれることでしょう。

 

indeedへの掲載を広告代理店などに依頼すると、Indeedのガイドラインを守った求人原稿の作成や、求職者の目に触れやすい運用管理までしてもらえます。求人広告を確実に掲載し、Indeed上の反映時間を早くしたい場合は、広告代理店などに相談することを検討してみましょう。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。indeedに効果的に掲載させていくにはいくつかのポイントがあります。実施するだけではなく工夫をして、採用に繋げていかなければ実施する意味がありません。今回解説したポイントを押さえて、自社の採用にIndeedを活用していきましょう。

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